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痛みの強さの表現方法

痛みの強さの表現は難しいと言われます。そして、それを医療者が理解するのも難しいと思います。だからといって、面倒くさくなって、あきらめないで下さい。痛みは患者さんにしかわかりません。患者さんにしか表現できません。はじめは誰でもうまく表現できないようです。痛くて辛いときに根気よく表現してとはなかなか言えませんが、痛みの強さの表現は痛みの治療の最も重要な情報であることをご理解してください。また、痛みを数値で表現するときには、数値そのものよりも、治療によりその数値がどのように変化したか(減ったのか、変わらないのか、悪化したのか)が重要です。
以下に、よく使われる表現方法を紹介します。

  • VAS(Visual Analog Scale):
    「全く痛まないを左端」、「予想される中で最も痛いを右端」を両端とした10cmの長さの中で、現在の痛みの強さを示してもらい、0cmからの長さを測定する方法。 
  • NRS(numerical rating scale):
    0〜10まで数字が記入されているスケールで、「痛みがないを0」、「最悪な痛みを10」を両端として、0から10目で11段階に区切り、痛みの強さを示す方法。
  • フェイススケール:
    人の顔の表情で痛みの強さを示す方法。

 

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